patisserie
AKITO
この春、名高いパティスリーが 集まる神戸に新しい風が吹いた。西元町にオープンしたpatisserie AKITOは、その誕生を待ちわびた人たちで賑わう。それもそのはず、ホテルや市内で人気の洋菓子店「菓子s(カシス)パトリー」のシェフパティシエなど豊富な経歴を持つ田中哲人(たなか・あきと)シェフの初出店とあれば駆けつけたくなる。

SAMPO in KOBE

2004年、雑誌への掲載依頼を受けてはじめて製作した〝ミルキッシュジャム〞。後にこれが、彼の代表作となる。最初は、メインに添えるおまけであったが、そのまろやかなキャラメルに近いような味わいは、多くの人を虜にしてきた。材料は、なるべく地産地消を心がけている。例えばミルキッシュジャムは、淡路島産の牛乳を使用するなど、安心安全を第一に食材選びも妥協しない。
シェフ自慢のジャムは、購入した人それぞれの楽しみ方ができるという。パンとの相性が良いのはもちろん、コーヒーや紅茶に入れても。また、ここから新たな〝おいしい〞の連鎖がはじまる。
神戸を歩けば見つかる。あの店。この店。とっておきの店。







patisserie AKITO(パティスリー アキト)
10:00~19:00
火休(祝日の場合はその翌日)
神戸市中央区元町通3-17-6
078-332-3620